DeepSeekとは?
中国のスタートアップ企業「DeepSeek(深度求索)」が開発したAI言語モデルです。
2025年1月20日に発表された「DeepSeek-R1」はオープンソースで低価格AIかつChatGPTAI-o1と同等の性能が特徴です。
今回の中国AI企業により、AIがより小規模なアプリ開発者も含めより多くの人々が低コストで使える可能性を作り出しました。
DeepSeekを使うには?
DeepSeekの公式サイトより右下のSign upよりアカウント作成が必要です。
現状はDeepSeekのウェブ版は無料で使うことができます。
※ただし、利用量などの制限などもあります。
使い方
ログインするとChatGPTのような画面となりますので、右下のチャット欄に入力してEnterまたは右下の↑ボタンでOKです。
GPT-o1とは?GPT-o1は人間のようにしっかりと考えて答えるモデルになっているということです。また「GPT-o1」はStrawberryというコードネームで開発されていたAIモデルから作り出されました。今回の発表で[…]
※言語は日本語でも大丈夫ですが、たまに中国語などで返信されることもあります。
DeepSeekのメリットデメリット
DeepSeekの特徴も踏まえて、どのような場面に使うとよいのか紹介します。
メリット①安い
小規模なら無料で使うこともできます。
アプリとして大量に利用する場合のAPI料金もChatGPTの約10分の1の料金と格安で使うことができます。
メリット②オープンソース
オープンソース(プログラムの設計図を公開)のため、プログラムの中をみて最適なプログラミングとして改変したり再配布することも可能です。
これによりAIが様々な人が使うことができ、より一層AIの進歩が進む可能性も高いです。
デメリット①安全性の懸念
中国製のため、利用規約は中国の法律に基づきます。
入力したデータはすべて中国のサーバーに送られてしまうため、情報の取り扱いはより一層必要です。
デメリット②偏った学習の可能性
SNSで尖閣諸島の質問をすると中国よりの回答になっていて、話題になっていました。
※ChatGPTでは領土は日本、中国で領土権を主張しているという中立の立場となっています。
まとめ
偏った回答や安全性の問題はあるものの、オープンソースのDeepSeekの登場は間違えなく、今後のAIの進歩を進めるかと思います。
ChatGPTと同等のDeepSeekが今後ライバルとなってAIを盛り上げていくか今後に期待したいです。