概要
試験AZ-104: Microsoft Azure Administratorとは、Microsoft Azure 環境の実装、管理、監視に関する専門知識を証明する試験です。
試験名にあるようにAzureの管理者の内容がメインとなります。
もともとはAZ-103だったのですが、2020年秋ごろにAZ-104にアップデートされたという背景です。
そのため、比較的新しい試験となります。
AZ-104の詳細は以下の公式サイトで確認できます。
【受験料】165米ドル(日本円だと21,100円程度)
【試験時間】 150分
【問題数】 40~60問(2022年2月受験時は56問)
【合格基準】 700点/1000点
【試験形式】 CBT(コンピュータを使用した試験)、選択式
【受験場所】 テストセンター(試験会場)またはオンライン(自宅等)
出題範囲(2021年5月25日版)
Azureアイデンティティおよびガバナンスの管理 (15〜20%)
ストレージの作成と管理 (15〜20%)
Azure 計算資源の展開と管理 (20〜25%)
仮想ネットワークの構成と管理 (25〜30%)
Azure リソースの監視とバックアップ (10〜15%)
受験当日
自宅のオンライン受験にしました。
2、3日前にメールが届き、ここにログインしてください的な感じのURLが送られていました。
時間は10:00-12:30の150分でしたが、10分前の12:50-くらいからログインでき、色々とメッセージを読んで、進めていくと「試験開始」ボタンが表示されてました。
試験開始前に受験するパソコン周りの写真を撮影→試験監(日本語が通じる人)からリアルタイムでWEBカメラを一周するように依頼がありました。
カメラに文字があるもの(スプレーや炊飯器でもなんでも)が映ると場所を移動させように指示がありました。
そのチェックが終わり次第に試験開始ボタンが表示され、10:00前でしたが、試験が開始されました!
当日までの勉強方法
1カ月ちょっと前くらいから、Udemyの動画とWEBサイトを使って、勉強を開始しました。
まずは、AZ-104:Azure 管理者向け ラーニングパスで、勉強してマイクロソフトの公式サイトで用語の確認をするって感じでした。
その後、AZ-104:AzureのUdemy動画で練習問題を解きました。(80%を取れるまで何度も)
ただ上記のUdemyの動画に似た問題が4割程度だったので、Udemyの動画だけだと合格は難しいように感じました。
問題集もあるので、買う方が良かったかなと思いました。
Azure アイデンティティおよびガバナンスの管理Azure ADユーザがAzure Kubernetes Service (AKS) にアクセスできるようにするには、対象のドメインにOAuth2.0のエンドポイントを設定する必要がある[…]
試験のイメージ
全て選択式です。
最初34問くらいしか表示されていなかったのですが、その問題を見直しして進むボタンを押すと新たに8問程度問題が出てきました。
その繰り返しが合計4回ほどありました。
イメージとしては問題を解き終わったあとに戻れる問題と戻れない問題(YesかNoで断る問題等)がある感じです。
あとは、思ったよりAzureのキャプチャー画面も多かったです。
- Vnetの優先順位はどうかなど(110、1000とかあり指定の要件を満たすにはどうすればいいかななど)
- Azure File Syncの手順の1番目、2番目はどれかを選択させる問題
- App Service Planを移動させるとどこのpolicyが適応されるか等
- Network WatcherのIP Flow Verifyで要件を満たす適切なものはどれか等
- 設定画面のキャプチャーからどうなっているかを問う問題
- デプロイのときは作成日はRecovery Service コンテナのログで分かるのか問う問題
なかなか続き問題も多く、1つのミスが大きく影響するような問題もあり、難しい印象でした。
もっとまとめつつ、勉強したり問題集を買えばよかったと思いました。
皆様の参考になれば嬉しいです。